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おせち料理のレッスン [Essay]

堀江のお教室で教えていた頃のおせち料理のテーブルです。

おせちテーブル横1.JPG

料理教室では毎年11月はおせち料理、12月はクリスマス料理と決めていました。
11月におせちを作るのは、材料を揃えるのが難しくて大変でしたが、11月にレッスンをしておくと
復習をかねておせち料理ができるので、生徒さん達に喜ばれました。

メニューは
炒めなます、牛肉の牛蒡巻き、海老のゆず風味、煮しめ、昆布巻き、鰆の味噌漬け、紅白羹です。
紅白羹は、ワイン羹と牛乳羹を合わせて作っています。梅型で抜いて紅白にしています。

毎年6~7品ほど教えましたので、3年通うと20種類程ののおせちが作れるようになります。
「毎年少しずつ、メニューが増えおせちがゴージャスになるので、家族がとても楽しみにしています。」
と、よく生徒から言われました。

冷めても美味しい料理を教えるのは至難の業でしたが、中でも牛肉の牛蒡巻きと鰆の味噌漬け
は大変人気がありました。

鰆の味噌漬けは、鰆に塩をするのではなく砂糖をまぶしてから白みそに漬込みます。
塩をすると塩辛くなるので、砂糖をまぶして臭みと水気を取ります。
塩より砂糖の方が水分の抜けが柔らかで、身が硬くならずに良い塩梅で身が締まり、白みそとの
相性がバッチリです。高級料亭の味噌漬けになりますよ。(*^^*)

後、みりんは美味しい物を使うと腕が一段上がったと思えるほど美味しく出来上がります。
美味しいみりんは、琥珀色でアルコール度数が高め、そのまま飲んでお屠蘇になる上質な物を
選んでください。糖質オフにはたっぷりとは使えませんが、最後の仕上げに一匙加えるだけでも
随分美味しくなります。艶がでて見た目も美味しそうになりますね。

醤油は、空気に触れると味が落ちるので、最近の真空になる物か封を切ったら冷蔵庫に入れて
早く使いきるといいですね。私はポン酢やめんつゆも自分で作るので、結構短いサイクルで
使い切っています。
最近はPB商品ばかり目に付きますが、ワタシは小豆島の醤油が気に入って愛用しています。
大手メーカー商品とは違い、手作りの良さ素がしみじみ伝わってくる、そんな素朴な味が好きです。




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