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冷たい給食とチャーシュー饅 [Essay]

子供の頃、学校の給食が嫌いで登校拒否気味だった私。
私の子供時代は、給食の時間が終わっても完食できないと教室の隅に残され、
掃除が終わって下校のチャイムがなるまで居残りさせられました。(T_T)

泣けば先生も許してくれたのかもしれませんが、私は生まれつき泣けない性格ですので、
先生が「もう、よろしい。」と言われるまでは、ずっと給食を睨んでおりました。
特段、家の料理が上等だった訳でもありませんが、家では好き嫌いを言わず、何でも残さず
食べておりました。

ところが、まずい料理や素材が悪い物は、身体が受け付けない体質のようで(生意気なガキ)
食べようとしても、胃が膨満になり、喉にワタが詰まったような感じになり、口の中で
どれだけ咀嚼しても飲み込めないのです。
原因の一つは、鼻が良すぎるのかもしれません。冬に窓を閉めて寝ていても、お隣の家で炊い
ている炊飯器の臭いで目が覚めることがあります。
どれだけ、食いしん坊なんでしょう・・・(^-^;

それから、食べられなくなる時がもう一つあります。
それは、飽きるほど食べてしまった後の後遺症。
重傷な時は5年位、軽傷でも半年ぐらいは全くダメですね。

豚まん新.JPG

例えば、パン教室をしていた頃、チャーシュー饅の試作が続いた日のことです。
手作りのチャーシューを焼き、アンを作り、皮を捏ねたら包んで蒸しあげて試食します。
アツアツで味わい、冷めて味わい、味を確かめます。やっぱりもう少し味を濃くした方が
いいかも、と思うとまたアンを作り、包んで蒸して、味見をする・・・
これを3回ぐらい繰り返したある日突然、オイスターソースがダメになり、
チャーシューが嫌いになり、カタクリのとろみも受け付けなくなりました。
匂いも見るのもダメで、これには参りましたね。どんなに嫌でもレッスンでは作らなくては
ならないのですから。
この味が脳から消えるまで5年以上かかりました。

と言うことで、糖質オフのパン作りも気を付けないといけないと思っています。
ちょっと大豆粉が危なかったですが、香りの少ない粉を材料屋さんが教えてくれたので、
何とかなりそうです。
3食、このパンなら食べたいわ~と思えるようなパンが作れるように頑張ります!




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