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パリでご馳走そうめん [Essay]

パリにはしばらく娘が留学していたこともあり、何度か訪ねて行った。
モンマルトルのアパートは狭いながらも窓から中庭が見渡せる明るい部屋で、
タイル張りのお洒落なキッチンが付いており、娘は時々簡単なご飯を作ってくれた。

日本食材店は高いので、中華食材店や韓国食材店で乾物など調達していたみたいで、
そこのおっちゃん達から、小柄で華奢だった娘はフランス語で「かわいい」とニックネームを
付けられていた。
一緒に買い物に行くと、「かわいい、が来た。」「かわいい、が来た。」と大歓迎された。(笑)

ある日のランチに、そこで購入した「韓国製 そうめん」でご馳走めんを作ってくれた。
錦糸卵は難しいので炒り卵に、へちまのような大きなキュウリは千切りに、トマトは薄皮を剥いて
赤い部分をざく切りに、後はマルシェで買ったハムを刻む。

確か氷もなかったので、何ともぬるい中途半端な温かさの麵に具材をのせ、日本から持ってきた
市販のめんつゆをかけて、ご馳走そうめんが出来上がった。

それが意外や意外、韓国そう麺は普通レベルのおそうめんだったし、お化けキュウリも見かけに
よらず新鮮で美味しかった。何よりマルシェで買ったハムが最高だった。

バターやチーズで胃が疲れていたのか、単にそうめんが恋しかったのか、はたまた娘の腕が 
良かったのか、感激の味だった。(笑)


DSC_7142.JPG

↑こちらは本日のランチ。 麺つゆではなく手作りの黒ゴマだれで。
黒練り胡麻にすし酢と麺つゆをプラスして混ぜ合わせて出来上がり、かなりおススメな味。(笑)


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